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公開日
2011年04月01日
 筑後地方は畳の材料となる「いぐさ」の産地として知られ、花ゴザ(※色柄がついたゴザ製品)の生産量は国内の約95%も占めるほど。この地方だけに伝わる「掛川織り」の筑後花ゴザは、福岡県の特産品にも指定されています。

 「掛川織り」は、大小の織り目が連続する独特の織り方が作り出す縞模様が特色。太い綿糸で編み、通常の花ござよりもいぐさを多く使用することで、布地のような滑らかな感触になり、クッション性にも優れています。現在ではデザインが多様化し、素材を活かした昔ながらのシンプルなものから、洋風の部屋にもあうモダンなものまで様々です。

 1つ製品が完成するまでには実に長い時間を要します。いぐさの栽培は、寒い冬に水田に苗を植え、春に成長したいぐさを真っすぐ伸ばすため、膝下の長さまで刈る「先刈り」を経て、暑い夏に刈り取るという手間のかかる作業。収穫後は、いぐさ独特の色と香りを出し、変色防止のため「泥染め」が行われます。最後に、選別され長さ・太さが均一になったいぐさを染色し、編む準備が整うのです。
 いぐさ農家の多くは、いぐさの栽培から花ござ作りまでを担う生産者であり職人。いぐさ農家では、各家庭にある織機で花ござを作っています。
 現在は、昔ながらの技術を活かしながら、今の暮らしに合わせた商品を展開する「筑後花ござ」。業種の垣根を越え、大川の伝統技術を結集させたインテリアブランド「SAJICA」では、いぐさを使ったモダンなデザインのスツールやソファが誕生しました。近年の海外での日本ブームで、欧米をはじめとした海外の展示会にも多く出品し好評を博しており、その人気は世界に広まりつつあります。

いぐさ取扱い店のご紹介

まちの駅 いぐさブティック草

 いぐさブティック草は、国産いぐさのインテリアメーカー「添島勲商店」のアンテナショップです。築90年の古民家を利用した店内には、ラグやテーブルマットなどいぐさを使った商品を中心に、「和のあ…… もっと見る

添島勲商店

 国産100%、有機肥料を使ったいぐさを使用し、畳やラグをはじめ、家具、雑貨などを企画・デザインする添島勲商店。古くより日本人の生活に寄り添ってきた自然の素材を今に伝え、現在のライフ…… もっと見る

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