
筑後地方は畳の材料となる「いぐさ」の産地として知られ、花ゴザ(※色柄がついたゴザ製品)の生産量は国内の約95%も占めるほど。この地方だけに伝わる「掛川織り」の筑後花ゴザは、福岡県の特産品にも指定されています。
冬の寒い時期に苗を植える。この時期になると、近所の住民もいぐさ農家の手伝いに集まり、大川の冬の風物詩となっている。
染色されたいぐさは、良質のものだけを使用。長さが足りないものや折れたものは、織り傷を出さないために抜き取る。
写真手前の穴の開いた厚紙は「紋紙」。穴の位置によって、花ゴザの柄をデザインしている。現在では、京都・西陣織と筑後花ゴザだけが紋紙を使用する。
大川オリジナルブランド「SAJICA」のリビングセット。大川家具に畳を使用したカウチは、和を取り入れたモダンなデザインだ。
現在、国内外で活躍する有名デザイナーと商品開発を行っている。今や、いぐさは日本家屋だけでなく、どのようなインテリアにもマッチするアイテムになっている。
「掛川」で織んだラグ。伝統的な織り方にもかかわらず、北欧インテリアのような雰囲気。日本ブームの欧米でも、いぐさの人気は高い。