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公開日
2011年04月01日

 「お客様の心に寄り添った仕事がしたい」。この思いを、初代の仁田原進さんから3代に渡り、脈々と受け継いでいる仁田原建具製作所。その仕事ぶりは、見ているこちらがため息の出るほどです。筆頭にあげられるのが、大川の伝統工芸である組子の技。鮮やかに彩られた大川組子は、日本の自然を鮮やかに切り取り、建具にそのまま描き出したかのようです。大きな作品になると、建具ひとつに18もの組子の図柄が入ります。

  見た目の美しさはもちろん、目に見えない部分にも職人の技と心が吹き込まれています。一例では、釘の代わりにホゾ*加工を施したり、角の部分は裁断することなく木の皮一枚の薄さでつなげたりなど。
 そのどれもが、お客様のため。“10年、20年後を見据えた作品作りをやっていくのが、本物の職人の仕事”と2代目の進一さんは言います。進一さんは、伝統的な組子作りに加え、建築用の設計ソフトCADを使用した割付図*を作っています。これは、お客様がイメージしたものと仕上がった作品とが相違ないよう配慮されたもの。割付図や組子の図案には、1/100ミリまで緻密に計算されており、長年培った経験と勘から数を割り出しています。
 
*ホゾ・・・ふたつの材を接合するために、一方の材に作られる突起。もう一方の材には、突起が収まる形状のホゾ穴が加工される。
*割付図・・・寸法に応じて取付位置を正確に決めることを割付といい、それを図面に表したものをいう。
 

 この道30年という進一さんですが、本人いわく“まだまだ勉強中”。時間があれば組子研究所に足を運び、新たな技術を学んでいます。工房に展示されている組子の図柄サンプルの技の数々も、鍛錬を重ねた結果生み出されたものです。
工房は、事前に連絡しておけば見学も可能なので、実際に組子の技を見てみてください。
※工房見学は仕事の状況により出来ない場合がございます。必ず事前にご連絡してください。

現在、進一さんが主に建具作りを行っており、3代目の2人の息子さんは目下修行中。後継者不足に悩む大川の建具業の中でも珍しい存在です。“祖父、父、兄の背中を追っていたら自然に組子の世界に魅せられた“と次男の進二さん。本物の大川組子を後世に残したいという思いが、3代にまで伝わっています。

 仁田原建具製作所では、より多くの人に組子を知ってもらうため、組子でコースターを完成させる手作りキットを販売しています。また、大川木工祭りをはじめ、展示会やイベントにて大川組子の実演も行っています。

Information

住所 〒831-0005 大川市大字向島924番地6
電話番号 0944-86-4302
FAX番号 0944-86-4302
営業時間 8:00~18:00
定休日 不定休
駐車場 3台
ホームページURL http://www.nitaharatategu.com
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